今日も身体のメンテナンスで走りに行っていました🏃‍♂️🏃‍♂️🏃‍♂️

帰り際、公園で野球してる子たちを横目に、自分も昔ここでよく野球して遊んだなー(´ω`)って思いながら歩いていると、

バッターの子が打ったボールが高く上がり…

守っていた子が捕り損なってボールが顔に直撃(>_<)っつ

まぁ、ボールはテニスボールだったのもあり、自分も遠巻きに『大丈夫かなー』って思いながら見てたのですが、なんとかその子は大丈夫そうだったので、心の中で色々思いながらその場を離れたのですが…(最近はデリケートな世の中ですからね_(:3 」∠)_)

さて、ここで皆さんに質問です。

一緒にいる子がこういう状況になったらどうリアクションを取りますか？(´ω｀)

ちなみに周りの子たちは、

『もー、ちゃんと捕れよー』

『うーわ、へたやなー』

『ははーっ、アホやなー』

っていう感じのリアクションでしたね。

いやまぁ、そこで何かよくない感じになりそうなら流石に声をかけに行きましたが、そのあと長く罵られる様子も無かったのと、その子は続けて守ろうと頑張ってたので、こちらも堪えたのですが。(不審者にならずに済みました( ・∇・))

まぁ、その子は頑張って守備を続けていましたが、ちょっと気にかかるのは、これで野球がちょっと嫌いにならんかなー、大丈夫かなー、ってことなのですが。

もちろん顔に結構な勢いのボールが当たっているわけなので、『大丈夫？』って声をかけられることも大切です。残念ながらその子にそういった声を掛ける子はいませんでしたが…。

親御さん、指導者の方にもこういった場面に出くわすことがあるかと思いますが、そのときにその子にどう声をかけるかは結構大事ですよね。

で、ここで大事なのは、何が起きていたのか、その子はどんなことを思ったのか、とかっていうことなのですが、

・おでこにボールが当たった。

→初心者の子どもたちにとっては難しい『落下点に入る』ことができているのでそこは◎

→最後まで目線をボールから外さなかったからそれもすごく◎

※顔に当たりそうなのに目線を逸さなかったのもすごい！

・つまりグラブを出すのが遅れてしまったからおでこに当たってしまった。

→グラブを出すのが遅れた原因は何か。

→出すつもりが遅れただけなのか。

→もしくはグラブでボールが隠れてしまうことがダメかもと思って出せなかったのか。

・そのあと守備を辞めたり、『俺、ちょっとやめるわー』みたいな感じで途中で抜けてしまわなかったのはすごく頑張ってる。

→辞めなかった理由は責任感によるものなのか。だとしたら彼はすごく真面目。

→辞めなかった理由は協調性を考えてのことなのか。だとしたら彼はすごく友達思いなのかも知れない。

→辞めなかった理由はちょっとカッコ悪かったからそこで辞めたらさらにカッコ悪いと思ったからか。だとすれば彼はすごく結果に対して努力ができる子かも知れない。

などなどから、これらを『こどものみかた』的にアプローチすると、

『大丈夫？？痛くない？　上手く獲れなかったけどー、おでこに当たってるってことは落下点には入れてるってことやから、やり方としては全然間違ってないよ。むしろ合ってるし、ちょっと難しいことがしっかりできてるってことやで。　で、なんでグラブを出せなかったん？』

っていう感じの最初のアプローチからー、

原因の振り返りと、それに対しての改善方法を考えて…

『せやけど、目を離したり怖くて避けたりせーへんかったのはすごいな。顔に当たるのに避けんかったんやろ？めっちゃ強いやん。で、そのあと辞めずに頑張って守備続けてんのもめっちゃ強くていいと思うで。』

みたいな話をすると思います(´ω`)

　　

動作の分析

感情の考察(あくまでも決めつけない)

その子がどんな景色を見ていたか

その子の課題は何か

その子が頑張ったことは何か

その子がカッコよかったところは何か

…などなど。

もちろんいくつかの仮説が立てられるところについては本人に聞けるように会話を進めていきます。

そしてあくまでもその子の『みかた』に立って、考えたり話をしたりすることが大切だと考えています。

　　

　　

　　

あ、ちなみに野球は遊びと体育でやった程度なので、競技としてやり込んだ期間はありません( ˘ω˘ )

動作を考えるのは得意分野なので、ベースの技術に必要な動作は分かりますが。

ただ…今日のその子と同じように外野フライで軟球がおでこにバイーンってなったことはあります( ・∇・)笑

なのでその子の気持ちはすごくすごく分かると思います…_(:3 」∠)_

…まあまあ痛いですよ( ・∇・)笑

まぁ、同じ痛みを経験せずともー、ご参考にしていただければ、こどものみかたで声をかけていただけるかと思います(´ω｀)